安心して企画段階からお任せを!
広島発の出版&編集制作メディアカンパニー

「締め切り前は、誰だってふんばって集中してがんばります。でも、その爆発的ながんばりをスタート段階からはじめれば、もっといいものが生まれると思うんです」。
そう話すのは、ザメディアジョンのプロジェクト全般をマネージメントする西村公一だ。締め切り前に慌てない進行で、しかも商品の内容と質も向上させる。そんなこの業界では〝夢のような〟プロジェクト管理について話した。(インタビュアー/佐々木和也) 

あの締め切り前のパワーを、最初から出すための仕組みとは?

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出版社や編集プロダクションの職場といえば、華やかなイメージと同時に毎日夜中まで働くという負のイメージが・・・。しかし、ザメディアジョンは25年以上の経験をもとに、プロジェクト管理の改革を進めた。ここでは、すぐに全体のスケジュールを組むところからプロジェクトがはじまる。

「ご相談があったお客様と初めてお会いしたときからすぐに、納期までのスケジュールを細かい項目に分け、〝ザメディアジョン特製スケジュールカレンダー〟にすべて入力します。納期が決まっていない場合は、仮の理想のスケジュールを組みます。それを用紙1枚で印刷し、依頼主であるお客様とすべての制作スタッフに配布しておく。こうすると、誰もがひと目で納期までの時間感覚が理解できます。いまやるべきことが見えてくるんです。
そして何より全員が気づくのが、意外と時間に余裕がないことです。
たとえば、いまが6月16日で納期が8月末だとすると、『まだ2ヶ月あるな』と思ってしまいがちです。
しかし、土・日曜・祝日を除いた平日は、数えるとたった50日しかありません。
『来週からボチボチと』なんて言っていられません。すでに今日この日が大事な1日であることに気づく。
余裕があると思うと、人はパワーを出し切れません。
実は余裕がたった一日もないことに気づけば、スタート時から、締め切り前のように全力で仕事に取り組むことができます。しかも社内の制作スタッフはもちろん、外部ブレーンのカメラマンやライター、デザイナーのみなさんは誰だって同時進行のプロジェクトを抱えています。そのため、各プロジェクトの業務が重ならないように前倒ししたり、バラつかせたりして、業務が盛りだくさんの日を作らないような工夫をしています」。

西村がそういう考えになったのは、入社してすぐに配属された全県版の月刊タウン情報誌で激務の毎日だった経験が大きい。

「自分は締め切り前、焦ったらパワーが出るタイプでした(笑)。仕事に不慣れだったせいもありますが、毎日が大変でした。
締め切り前はさらに大変な状況に追い込まれる。疲弊したスタッフも出てくる。
まだ時間があるから、という油断が貴重な時間の余白を食い潰し、下手をすると最後は徹夜。
そんな毎日が続くと、せっかく完成させても校正ミスのリスクが出てきます。そうなるとすべてが台なし。
いい仕事をするために最も大事なのは、スケジュールとの正しい向き合い方であることを痛感しました」。

スケジュールを共有できたとき、いいモノに仕上がることが多い。

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「特に大事にしているのは、プロジェクトのはじめの段階。焦ったように走りだします。
最初の段階で大事な業務のひとつは〝企画決め〟。
これをズルズルと先延ばしすると、その分、次の工程になかなか進めません。納期が遅れる危険性が出てきます。いろんなアイデアをずっと飛び交わせ、結局企画倒れになったケースもありました。
そのため、企画決めの前段階である〝企画出し〟の締め切り日を設定します。
もしヒアリングやリサーチが必要だったら、その締め切り日も設定し、さらに依頼主様や社内スタッフの役割に応じて担当をつけさせていただきます。
そうすると、少しずつでも企画は決まっていきます。ゴールに向かって一歩ずつでも進むことができます。いつまでも企画を練っている場合ではないと思うんです」。

ただし、いいものに仕上げるためには、もっと企画決めに時間をとった方がいいときがある。
当初のスケジュールをズラしてでもだ。

「そこで私たちは、スケジュールカレンダーを随時更新します。変更があればすぐに反映させ、お客様とすべての制作スタッフに一斉メールし、変更スケジュールを共有します。
変更したスケジュールを感覚的に意識していると、制作の終盤にさしかかってから、このスケジュールではまずいことに気づく危険性があります。だから、変更したスケジュールはカレンダーに反映させるのです。
また終わった工程は「グレー」を塗り、進み具合はひと目でわかるようにしておきます。
制作が進んでいることがわかれば、全員のやる気は高まりますから。
ザメディアジョンのモットーは、こちら都合でスケジュールを変更しないこと。
スケジュールを遵守し、こちら側がいま何をしているのかを見えるようにしておく。
そうすると決めたスケジュールをお客様に信じていただける。
スケジュールを信じて共有するということは、信頼関係を築けた証拠。
そうなると納期を守ることに限らず、企画全体の内容や質にいい影響が出てきます」。

普通の中小企業の社史なのに、おもしろいモノが完成した理由。

ストーリー02_03お客様と制作スタッフがスケジュールを共有し、強い信頼関係の中で編集制作が進んだ好事例がある。
それは東京のある企業がザメディアジョンに依頼した50周年記念史だ。
出版社ザメディアジョンならではのユニークな企画出しも、お客様に好評だったようだ。

「創業50周年の記念に、二代目社長様からご相談がありました。
まず、見本誌を数冊持って訪問してヒアリングを実施。
どんな雰囲気の記念誌にしたいのか、何を載せられたいのか、完成したらどう使われるのか、読んだ方にどうなってほしいのか・・・。
いろいろとお話をうかがい、再度、スケジュールと、お客様の思いとこちらの企画案を盛り込んだ仮の台割(どのページにどんな内容を入れるのかをまとめた一覧表)を組んで訪問。
それをもとに社長様とご担当者様、当社の制作チームで自由に話し合いました。
仮の台割とスケジュールがある分、いろんな意見やアイデアが出ました。
当初は全50ページの大半を、50年の歴史を振り返るページばかりにする予定でした。
しかし、もっと中身があり、おもしろい企画に方向性が決まってきました」。

顧客が言ったことだけで全体を構成、編集制作、印刷、納品して終わり、ではない。出版社としての本能なのか、何かおもしろい仕上がりになるように考え、提案するのがザメディアジョンの真骨頂だ。

「言われたものを単にまとめて作った方がラクなのですが、第三者の人が読んでも興味を持ってもらえるものを作ろうとします。
常に売れる雑誌を作る感覚です。
そのために大事にしているのが、誌面展開にメリハリをつけること。
歴史を紹介するページが続けば、息継ぎになるようにコラムを入れたり、その会社でしか通用しない言葉があれば、広辞苑のようにまとめたり。
今回好評だったのは、今まで働いていたパートさんも含めたOBのみなさんと、社長様との座談会です。
興味深い昔の話がたくさん出てきたのも良かったのですが、社長様がOBの方々に感謝の気持ちを伝える機会になったのがとても良かったそうです。
完成した社史は、お取引先様や社員のご家族に配られ、『信頼できる会社ですね』『お父さんは立派な会社で働いているのだね』という声があったそうです。おかげさまでとても評判で、増刷も決まりました」。

心に残るような効果的なものを、慌てることなく作り上げる。
レギュラー媒体の月刊タウン誌を出発点に、数々の出版・編集制作の経験を積んできた西村だからこそできる仕事である。

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